PICCの入れる処置

※今回の内容は、医療的なことを含みますが、私が医師に聞いたり、
 自分で調べたりした内容と実際に息子の様子を見て、感じたことを書いています。
 あくまでも素人が書いた内容である旨、ご留意のうえ、参考程度にお読みいただけたらと思います。

【中心静脈カテーテルの種類とその違い1(体験談)】にも書きましたが、
PICCは腕の血管が細い赤ちゃんには入れることができません。
息子が入院していた病院では、大体3歳以上くらいだとPICCを入れていた
ように思います。

では、1歳1か月の息子にPICCを設置する際は、どうだったか?
この記事を書いているということでも分かるように、PICCはうまく設置できました!!


まず主治医から、埋込式とPICCの違いに関して説明を受けたうえで、
今回はPICCを入れたらどうかという提案を受け、親としても了承しました。
その際に言われたこととしては、
・成功率は50%以下
・もし、成功しなかった場合、翌日に再チャレンジする可能性がある。
 (2日目に成功することがあるため)
とのことでした。
このようなことだったので、無事に設置できたときは、心底ホッとしました。

ただ、私が話した看護師さんは、1歳台でもPICCを入れているお子さんはおり、
「大丈夫だと思いますよ~」という感じでした。
医師としては、もし設置できなかった時に、あまりガッカリしないようにするために
上記のような言い方をしたのかなと思ったりもしています。

具体的な処置ですが、
まずは準備として、腕の血管を少しでも膨らませるために、
前日から入院をして、生理食塩水を点滴しました。
そして、当日の処置は、鎮静剤で眠らせたのち、「投影室」で行われました。
X線で管の位置などを確認しながら処置をするそうで、
時間的には40~50分ほどでした。

設置した日は、経過を見るために入院を継続し、
息子の場合は、ちょうど治療日だったこともあり、
翌日には設置したばかりのPICCを使って、抗がん剤の投与を行いました。

PICCを挿入する処置はこんな感じでした。
がんばって入れたPICCもなんと3か月で閉塞!?
それについは、こちらに書きましたので、ご興味ある方はご覧ください♪

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